VBScriptさんま屋.

VBScriptの個人的なメモです (´・ω・`)

InputBox関数

概要

VBScriptの標準的な入力機能としてInputBox関数がある。

InputBox関数の引数と戻り値

引数 説明 必須/省略可
第1引数 メッセージ 必須
第2引数 タイトル 省略可
第3引数 デフォルトの入力値 省略可
第4引数 水平位置 省略可
第5引数 垂直位置 省略可
第6引数 ヘルプファイル 省略可
第7引数 コンテキスト 省略可
戻り値 入力値 -

通常使うのは第1引数から第3引数まで。
ヘルプファイルとコンテキストの使い方は知らない。

基本の使用例

InputBox関数を使って入力値を取得するには次のように書く。

val = InputBox("値を入力して下さい")

InputBox(値を入力して下さい)

タイトルとデフォルト値

第2引数と第3引数でタイトルとデフォルト値を指定できる。

val = InputBox("あなたの年齢は?", "Question", "20") 

InputBox(あなたの年齢は?)

キャンセルボタン

キャンセルボタンが押された場合、戻り値はEmptyになる。

val = InputBox("値を入力して下さい")
If IsEmpty(val) Then
  'キャンセルの場合の動作
End If 

IsEmpty(val)の代わりにval = ""でも良い。
なおVBAでは、キャンセルボタンが押された場合の戻り値は長さ0の文字列になるので、下の書き方になる。

val = InputBox("値を入力して下さい")
If val="" Then
  'キャンセルの場合の動作
End If